MacBook Air 11.6インチが発売されて欲しいけどマシンスペック的にどうなの?
DTM/DAWソフトってちゃんと動くの?
と、お悩みの皆様に朗報です。
僕がMacBook Air 11.6インチを買って、Logic Studioをインストールして試してみました。
ついに僕も人柱デビュー。ここで重要なのはマシンスペックはもちろん、Logicで何トラック使うのか、プラグインをどれぐらい使うのか、といったところだと思います。
MacBook Airのスペックは下記の通りです。
・1.6GHz
・メモリ4GB
・フラッシュストレージ128GB
そしてLogicの機能をどれぐらい使うのかに関してですが、これってけっこう人それぞれだと思います。僕とかLogicの魅力の半分も使いこなせていないと思います。そうなるとこのエントリーを読んでいる人もあまり参考にならない気がするので、Logic Studioに付属している「
Logic Studio Demo Content」diskに収録されているデモを使う事にしました。
「
Logic Studio Demo Content」diskには3つのプロジェクトが収録されています。それぞれROMからMBAのローカルに落として、Logicで再生をしてみました。
1曲目:You'll Find A Way(Remix) Santigold
・24トラック オーディオとMIDIは半々ぐらい。197.2MB
・使用プラグイン37
・3分14秒のプロジェクトですが、余裕で再生できました。
2曲目:The Fear - Lily Allen
・54トラック MIDIトラックが多いです。1.44GB
・使用プラグイン200以上
・音だけでなく動画付き
・プロジェクトを開いてオーバービューを作成するのにけっこう時間がかかりました。
再生も1分ぐらいで「
システムのオーバーロードです。オーディオエンジンは、必要なデーターの一部を時間内に処理できませんでした。(-10011)」というアラートが出て止まりました。
トラック数もプラグインも「You'll Find A Way」と比べるとかなり多いし、動画付きだし、そりゃスペック的に無理だろうなと納得のいく感じがしました。CPUの使用率もいっぱいでした。
こんなにたくさんプラグインを使ってよく整理できるなーと思いました。
3曲目:Spaceman - The Killers
・80トラック 大半がオーディオトラックでMIDIは少なめ 1.34GB
・使用プラグイン100以上
・音だけでなく動画付き
・プロジェクトを開いてオーバービューを作成するのにけっこう時間がかかりました。
約4分30秒のプロジェクトは最初から最後まで再生可能。
MacBook Air 11インチでDTM/DAWソフトはどれぐらい使えるのか、まとめ。
3つのデモトラックを再生した結果、
・50トラックぐらいまではきっと余裕
・100トラックぐらいまでならプラグイン使用数次第で大丈夫
・プラグインは重たいプラグインかどうかにもよるけど100前後なら大丈夫そう。
といった感じなのかなと思いました。
少なくともMacBook Air 11インチでもLogicを使ってそれなりの事はできるという事ですね。
あとは使う人のセンス次第という事です。
※Logic Studioを全てMBA本体にインストールする場合は空き容量が47GB以上必要なので、128GBのストレージを積んだMBAを選んだ方が良いと思います。余談ですが
Logic Studioは以前よりだいぶん安くなったし、
MacBook Airも6万円台から購入できるし、DTMとかとても手を出しやすくなっていますね。オーディオインターフェイスも2万円前後で買えるしね。
MIDIキーボードとかLINE6のPODとかも良いのがあるし、宅録でもけっこう良い環境にできますね。
良い時代だと思います。
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