6月25日は会社を早退してASKA CONCERT TOUR 2009 "WALK" NHKホール公演に行ってきました。
ファンの間では本編最終日と言われている公演です。ちなみになぜ本編最終日というと、6月28日はDVD制作のための収録用公演が追加され、7月4日には台北での公演が追加されてあるからです。
ASKA@個人的人間国宝曰く、25日はにんにく注射を射ってのコンサートだったそうです。にんにく注射のせいかものすごい発汗があり、オープニング3曲が終った時点でジャケットの袖が汗で濡れて全部変色するというアクシデントがありました。
今回は話が長めだった気がします。
・チャゲアス活動停止の話
もう自分達が思いつく限りではチャゲアスでやることはやりつくしたとのこと。ファンの間ではもうだいたい知られている話でした。
・デビュー当時の話
何度も聞いたことがあるような話で、学生デビューして、根拠のない自信があって、ひとつぐらいはヒット曲がでるだろうと思っていた話。デビューして二回目のコンサートツアーで無謀にも60本組まれたんだけど、ツアー前に「万里の河」が発売されてヒットしてチケットがソールドアウトになったということを話されてました。
・評判の悪い曲「Kicks Street」に関して
1998年のソロアルバム「kicks」をメインとしたコンサートツアー以来11年ぶりのコンサートでの演奏。あまり好きじゃないとファンから言われて凹んだ、みたいな話が中心でした。
・CHAGE様の話
勝手にオリンピック開催年にCHAGEが唄ってASKAにコーラスをやらせるという話をテレビで言われたことに対して憤慨したらしい。
・2000年に行われた日本人の日本語による大規模な韓国公演の話
自分ひとりでは難しかったと思うけど、あいつひとりではもっと難しかったと思う、とか言ってました。珍しくCHAGEより自分のほうが上だということを主張してました。かなり珍しい。それからよく話が聞き取れなかったのですが、韓国公演は公演を強行で決めてチケットを発売しようとしたら日本語文化が解禁になり、それで公演ができるようになったとか。そんなほんとかよっていうすごい話をしてました。
・バンドメンバー紹介
先日このブログで書いたのですが、ギタリストの古川昌義氏のおじいちゃんが柳生の最後の忍者だという話をしていました。本当かどうかはわかりません。ツアーメンバーはプロだからテクニックはあって当たり前だけど、家族みたいにコミュニケーションがとれる、毎日一緒に居れるのが理想とかそんな話でした。
そしてセットリストは下記の通りです。改行されている部分がMCだと思って頂ければ。
==セットリスト===========
・本編
オープニング
Now
Hello
ラプソディ (CHAGE and ASKA)
どうってことないさ
僕はすっかり
birth
Girl
Kicks Street
遊星
good time
あなたが泣くことはない
即興演奏
帰宅
L&R
RED HILL(CHAGE and ASKA)
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
月が近づけば少しはましだろう
けれど空は青 -close friend-
PRIDE (CHAGE and ASKA)
UNI-VERSE
・アンコール
恋の季節(カバー:ピンキーとキラーズ)
ボヘミアン(セルフカバー)
夢はるか
エンディング
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バンドの音数が少ない曲、特にバラードで鳥肌が立つことが多かったです。やっぱり生は良いなぁ。
調子が悪かったという6月24日公演のRED HILLと晴天を誉めるなら夕暮れを待て
これはこれですごく悪いわけではないと思うのですが、やっぱり「RED HILL」はCHAGE and ASKAの2007年最後のコンサートalive in live公演が神です。やっぱりCHAGE様の存在の大きさを感じます。やっぱりソロもいいけどふたりならもっと良い。
そして最後に気になったのが、ASKA様の後ろにあるVOXのアンプにマイクが設置されていなかったこと。たぶん、たぶんですが、Valvetronixというシリーズのどれかのアンプだと思うのですが、ライン出力対応しているのでそうしているのでしょうか。まぁ、そんなに重要ではないですけど。
[2回]