先日、
セブンイレブンの見切り販売問題についてというエントリーを書いたのですが、いつの間にか公正取引委員会が22日に排除措置命令をセブンイレブンにして、今日、というか昨日、加盟店の弁当廃棄損失の15%負担をするとか発表したそうです。
これは、どういうこと?
公正取引委員会はセブンイレブン本部に対して、加盟店が弁当とかを値引き販売することを制限するなってことで排除措置命令を出したんだよね? それに対して加盟店に対して弁当廃棄損失の15%を負担することにしたというのは若干対応の方向性が違うのでは??
なんか、セブンイレブン本部が15%損失を負担するから値下げして弁当売るなよって加盟店に言っているような気がするのですが、どうなんでしょうか。僕が19歳ぐらいの時にコンビニエンス・ストアでアルバイトをしていた時、その頃の弁当の利益は商品によって変わるけれど30〜40%程度だったと思います。例えば500円ぐらいの弁当が廃棄になると300〜350円ぐらいの仕入れ値が損失になるわけです。その300〜350円の内の15%負担されるよりも、500円を15%値下げして販売したほうが利益は出るんじゃないの? って思うのです。しかも食べ物がゴミにならなくて済むんですよ。ブランディングだとか、価格競争に巻き込まれたくないとか、そんなこと言ってないでもっと柔軟に対応すればいいじゃん。なんてことを思うわけです。
でも、おとなの世界ってなかなかそういう訳にはいかないのですね。ポリシーとかあるだろうし。でも食べ物をゴミにするのはだめだよね?
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