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I Can't Tell You Why

リアルでは言い出せないようなチラシの裏なブログ。CHAGE and ASKA、waffles、MacとかApple製品、オーディオインターフェイスとかの話題も。

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社会の仕組みと音楽の著作権うんぬん

引き続き巷で音楽の著作権などの話題が盛り上がっている。僕は著作者として生活をしているわけではないので、直接的な関わりはリスナー側(お金を消費するほう)でしかないのだけれども、それなりに意見ではないけれど考えを持っています。


音楽は芸術のひとつ。しかし、音楽ビジネスは他のビジネスと基本的に同じキャッシュフローで、対価を支払う代わりに商品(コンサートやレコードなど)を手に入れるものになっています。


音楽だけであれば芸術や嗜好品としてそれぞれが価値を感じられればいいと思うのですが、それで対価を得ている著作者は自分の作品を商品として考えなければいけない部分があると思います。どんなに芸術性に優れていようともパッケージ化している限りは世にたくさんある商品のひとつです。


で、肝心の著作権法に関してですが、僕は法律とかはその国のひとたちが積み重ねてきた文化が基になっていると考えています。なんで著作権法が生まれたのか、どういった経緯と理由で現在の形になったのかを知った上で議論しなければ本質とはズレてただの的外れな、ひとによっては自分のことしか考えていない話しかできないのではないかと考えています。


特に今回の議論のきっかけになっていると思われる人物のまつきあゆむさんはustのラジオで著作権者へのロイヤリティが作詞1%作曲1%の合計2%しかなくて生活ができないとか、著作者ではない他のひとたちにお金が流れているといった点などに納得が行かないと感じているようでした。(途中からしか聞けなかったので僕の見方に偏りがあると思われますが)


しかし、一会社員の僕からするとその一部の発言だけに関しては、なんて身勝手なひとなんだろうと感じました。先述した通り、音楽ビジネスと他のビジネスのキャッシュフローは基本的に同じだと考えています。例えばデザイン会社でとても良いデザイナーさんが居たとして、そのひとのデザインのおかげで会社の売り上げが成り立っているとします。しかし、会社である以上はそのひとだけでは完結していません。多くのひとが関わっています。つまり、多くのひとの生活が結びついているのです。


レコードメーカーもひとつの会社です。人数などの規模は会社それぞれでしょうが、社員の生活を守るために売り上げや利益を追求しているはずです。しかし、レコード制作にあたって、レコーディングからマスタリングまでの諸経費(外部のミュージシャンやエンジニアさんなどの人件費も含む)やCDのプレス代や広告費など、制作費がどんなレコードにもかかっているはずです。メーカーのひとたちが生活をするには制作費以上の売り上げと利益が絶対に必要だと言えると思います。


ある程度の固定ファンを抱えている名の知れたミュージシャンであればメーカー側は損益を計りやすいと思うのですが、売り上げ実績のない新人ミュージシャンではどうでしょうか。このミュージシャンは新人だけど売れると思って制作費や広告費をかけても予想以上に売れなかったら、メーカーは赤字です。新人ミュージシャンのレコードを制作してリリースするのはそれなりにリスクを伴うと安易に予想できます。


もしかしたらメーカーのひとたちがもっと売れるであろう(例えばライブの動員がすごいとか、自主制作盤での実績があるとか)という判断をしていたら作詞1%作曲1%の合計2%という契約はしていなかったかもしれません。そういえば、歌唱印税ってのも無かったっけ?


さらに言うならば仮にレコードの売り上げの2%しか印税が入らなかったとしても、もしもレコードがヒットすれば単純に収入は上がりますよね。ビッグヒットして大物になれば契約内容の変更も不可能ではないでしょう。一般社員が実績を上げて昇級・昇給していくように。


それでまつきあゆむさんの一部の発言に対して自分のことしか考えてなさそうだなと感じたのです。「ぶっちゃけた話、2%じゃ生活できないんですよ」と言い放った後から見る目というか聞く耳が変わりました。そりゃ、著作権法よりもまずは自分が生活ができるかどうかってことのほうが大事だと思いますけどね。ただ、そのラジオで著作権に関する話の本質が権利から生活でるかどうかに流れてしまった事実は変わりません。


しかし、現状の著作権法で生活ができないことを理由に行動を起こしても、僕には負け犬の遠吠えとまでは言いませんがそれに近いものを感じてしまうのです。現状の著作権法で生活ができるようになったひとが、現状の著作権法では生活ができないひとも多い、と、それで何か行動を起こすということであれば説得力が増す気がするのです。


そして先述した通り、法律とかはその国のひとたちが積み重ねてきた文化が基になっていると考えています。それを変えるにはそれなりの時間と説得力とお偉いさんとかの合意が必要でしょう。


現状の法でも十分な生活ができているミュージシャンが居ることを考えると、それぞれのミュージシャンの実力やビジネスセンスとかの問題だろうと、どこかのお偉いさんに言い包められそうな予感もします。


流れに身を任せるか、リスクを考えずに行動するか、計画的な行動をするかはひとそれぞれだと思いますが、もしも僕が当事者だったらリスクを考えて計画的な行動をするかなと思います。それだけのエネルギーがあればの話ですが。それだけのエネルギーが無ければ流れに身を任せたり長いものにまかれちゃうと思います。


ただ間違いなく言えるのは好きな音楽は好き。もちろんそれに対して対価は払い続けて行くってことですね。



あーなげー。
書くのつかれたー。




※このエントリーは作詞・作曲:YSKN(http://yskn.indiesj.com/)というブログの記事ですが、管理がめんどうになったので2010年1月30日に統合しました。


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たっつぁん

プロフィール

HN:
YSKN
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1983/06/01
職業:
だいたい自宅警備員
趣味:
音楽、漫画、アニメ、ゲームなどなど。
自己紹介:
ファン歴20年以上のチャゲアスファン。ASKAには幻滅させられたけれど、CHAGE and ASKAが再始動したら手放しで許しちゃうと思う。

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