久しぶりにApple製品関連の話題です。
もうずいぶん前から噂されているAppleのタブレットPCですが、明日行われるAppleスペシャルイベントで発表されるのでしょうか。Appleのタブレットの名称はiPadとかiSlateとか言われていますが、本当でしょうか? そんなことを思いながら明日を明後日の朝を待ち遠しく待っています。
噂によるとiPhoneやiPod touchの2倍ぐらいの大きさとか、7インチのモニターとか、6〜11万円ぐらいになるとか、そんな感じです。概ね、噂通りiPhoneやiPod touchより大きなマルチメディアプレイヤーというポジションになるのでしょうか。MacBook AirとiPhoneの中間ぐらいの。もしくはAmazonのkindleのライバル的存在になるのでしょうか。
個人的にはAppleがOSをカスタマイズして医療機関や教育機関向けに売り出す戦略があるのではないかと考えています。きっとiPodやiPhoneで培われてきた直感で操作ができるインターフェイスは機器を使いこなすまでに時間がかからないので導入しやすい、と売り込んで行くのではないかという読みです。
そして同時に噂されているiPhoneの新モデルが発表されるかどうかも気になりますが、僕は今回は無いと思います。今までWWDCをやっていた時期である6月あたりではないかなと思います。そして8月には僕がiPhone 3Gから機種変更をするという個人的なプランを勝手に立てています。すいません。妄想で。
あと各所で取り上げられていますが、Appleの2009年10〜12月の決算が発表されているそうです。数字は下記↓の通りで、()内は前年同期比とのことです。
【売上】156億ドル(32%増)
【利益】33億7000万ドル(50%増)
【Mac販売台数】336万台(33%増)
【iPhone販売台数】870万台(100%増)
【iPod販売台数】2100万台(8%減)
iPodは8%減ですが、それはiPhoneが世界各地で発売されたからだと安易に予想できますし、更にはデジタルオーディオプレイヤーが普及し、飽和状態になっているからでしょう。全体的にDAPの定価が下がっているという理由もあると思います。
それにしても前年同期比で売上が32%upで利益が50%upとはすごいと思います。リーマンショック以来、世界規模で不景気と言われているのに、売上げ利益ともに成長している企業ってどれぐらいあるのだろうか。いわゆるITバブル期に売上げが倍増したりしたベンチャー企業はたくさんあると思うのですが、それ以外の業種や、ある程度すでに規模の大きい会社で順調に成長し続けている会社は僕は知りません。無知なだけですが。
お金ってあるところにはあるわけだし、それを対価として支払ってもらえるだけの価値をアピールできていないと売上げ面で成長はできないということでしょうか? それと同時に売上げが上がらないのはそれだけの商品やサービスを提供できていないということ? そんなことを考えてしまいます。テレビとかで不景気になると売上げがあがる業種があるとか報道されたりするけれど、Apple製品はあまり関係ないタイプだと思いますし、やはりそれだけの価値を消費者にアピールできているのだろうなと思います。Appleはこの10年間で本当にすごい企業になったんだなと思います。Apple信者の僕が言うと説得力が無いかおしれませんが。
Appleをここまで立て直したのはスティーブ・ジョブズの力だけでは無いと思っていますが、その力が絶大だというのは事実だと思います。しかしながら、スティーブ・ジョブズのように振る舞うことができるひとはそうそう居ないと思います。個人の模倣は無理でしょうから、会社全体として参考にできる部分があればしていければ良いのではないかなと思います……と、思ったけれど、Appleという会社の仕組みはあまり知らないです。製品のことはある程度よく知っているつもりだけれど。Appleのビジネスモデル勉強したほうが良いかな。いや、しよう。
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