ASKA「The melody you heard that night 昭和が見ていたクリスマス 」DVDがジェフ・ベックのニューアルバムと一緒に届きました。もちろん観ました。
この収録日に行ってきたので、そんなに書くことないんじゃないかなとか思ったんですけど、書くことありました。
チェロのお姉さんが大きくビブラートをかける時に二の腕がぷるるんってなったんです。これはぐっときました。今の僕の視力じゃ東京国際フォーラムAの2階からは見えないや。DVDにならないと見れなかったですわ。
そしてとても良い音でパッケージングされています。マイクが拾うピアノのノイズもしっかりわかります。ビッグバンドでこれだけ多い楽器をよくここまで……と思うのですが、だってプロだもんってところですか。演奏もみんなすごくうまいし。
特に良いなと思ったのがコントラバスとギターですかね。
コントラバスはうまいのはもちろん、トーンがすばらしくて、しかもくっきりなんですよ。どうやって録音しているんだろうか。PU? マイク? エレキベースよりもクッキリしたコントラバスは初めてでした。このDVDの収録日に行ったのですが、その時はこんなにコントラバスがすごい音が鳴っているとは感じなかった……。
ギターに関してはリズムを刻んでいる時はこれが伴奏っていうんだっていうぐらいかっちり演奏されていました。そしてソロを弾く時はジャズ系もさりげなく演奏し、ピッキングハーモニクスをたくさん取り入れた1980年代のHR/HMのギタリストのような派手な演奏もいけるというプロフェッショナルさ。
というのがパッケージングされたDVDでよくわかりました。
そして容赦ないMCのカット。
っていうか、しゃべりすぎなのか。あのひと。
そしてコンサートの時は知らなかった(というか見えなかった)のですが、最初の3曲はガイコツマイクで、あとは最近よく見かけるゼンハイザーのワイヤレスマイクを使っていましたね。
やっぱり生演奏も大事だけど、生演奏のパッケージ商品も大事だなーと思いました。それからこの「The melody you heard that night 昭和が見ていたクリスマス 」DVDは2008年のシンフォニックコンサートのDVDよりも音がまとまっていると思います。楽器数が少ないからだと思うけど。
※ASKA「The melody you heard that night 昭和が見ていたクリスマス 」関連エントリー
[2回]