今日は夕方から国宝の阿修羅を観に行きました。
http://www.asahi.com/ashura/東京・上野公園の東京国立博物館で開催されている「国宝 阿修羅展」は来場者が80万人を超えたそうです。それは同館の歴代3位の動員数だそうです。
※歴代1位は約150万人動員「モナ・リザ展」(1974年)で、2位は約129万人動員「ツタンカーメン展」(1965年)だそうです。
それで実際に行ったら約30分外で並んで、阿修羅を観るまでたどり着くのに30分以上かかりました。それだけ人が多かったです。意外と国宝に興味あるひと多いんだなって思っていたら他にもそう思ったひとが居たらしく、そんな声が聞こえてきました。
そして国宝の阿修羅だけでなく、国宝の八部衆像や十大弟子像も展示されていました。良く知らなかったのですが、現物の存在感はすごかったです。基礎知識が亡さ過ぎたのも理由のひとつだと思うのですが、作り手の思想が全くわからなかったです。約1300も前に作られたと言われている像たちは僕の想像を遥か彼方にあるような存在でした。
それから重要文化財の四天王像と薬王菩薩立像も展示されていました。こちらは約800年ほど前に作られたものらしいです。大きさとしては阿修羅像よりも四天王像のほうが大きくて豪快で何かのタイミングで動き出しそうなほど意志があるような感じがしました。なんでひとはこんな像を作ったのでしょうか。宗教的な物なのか、それとも作者の自我によるものなのか、非常に興味深いです。
作り物なのになぜか像たちに意志があるような感覚を受けるのが不思議です。しかもそれは遥か彼方にあって自分の理解できる範囲にはないのです。人の多さで疲れましたが、かなりファンタジーな気分です。もっとこういう展示会は行ってみたいと思いました。
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