今夜は池袋にある鈴ん小屋(りんごや)というライブハウスに行ってきました。
建物がわからなくて迷いましたが、少し遅れてたどり着きました。
たどり着いてまず驚いたのが靴を脱いで入るということ。四谷天窓(四谷に在ったころの)というライブハウスでは一部お座敷になっていて靴を脱いであがるところは見たことがあったのですが、フロア全て靴を脱がないといけなかったのは初めてでした。
しかもちょっと遅れて着いたら会場はひとがいっぱいでかろうじて中に入れる状態でした。その後もひとは増えて中に入れないひとが増えたので急遽ライブハウスのスタッフさんがテーブルなどを片付けたりして大変そうでした。そのせいか妙に落ち着きがなくて演奏を聴くのに最初はあまり集中できなかったです。
そして肝心の演奏内容ですが、実演者のはやしいとさん、大野恭子さん、伊藤サチコさんの演奏はみんな良かったです。何組か出演者がいれば一組ぐらいは自分の好みから大きくそれていることがあるのですが、今回はそれがなかったのです。
ただ惜しいなと思ったのが伊藤サチコさんのボーカルがたまに前に出過ぎて不自然な聞こえ方になっていたりしました。声量があるのは悪いことではないけれどバランスも重要だなと思いました。
あと、大野恭子さんが「poplar(ポプラ)」の間奏でミスタッチがあったのですがすぐに持ち直していたのは流石だなと思いました。ピアノ、ボーカルともにバランスよく良い演奏でした。ほんのわずかな差だと思うのですが、やっぱり僕の好きなところにどーんと来るのがwafflesであり、大野恭子さんなんだなと再認識。ソロ弾き語りでしか演奏されていない「君列車」を久しぶりに聴けたのも嬉しかったです。ただ、久しぶりに聴いたせいか記憶が曖昧なのですが、以前はもっと暗くて切ない感じがしていたのですが、今日の「君列車」の演奏はどこか明るい気がしました。僕の感じ方が変わったのでしょうか。なにゆえに。
そして最後には出演者3人でスピッツの「楓」を演奏していました。残念ながら、オリジナルのほうが僕は好きでした。やっぱりオリジナルって偉大だなぁ……。
そして明日は未発表曲が1曲聴けるらしいので失恋展に朝一で行ってきます。朝1と言っても12時からですが。
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余談ですが、今日の会場の混み具合を見てふと、5年ぐらい前に四谷天窓で行われたしらまめ会というイベントにラブアタックイブとメレンゲのふたりと大野恭子さんが出演した時のことを思い出しました。その時は本当にギュウギュウで大変でした。当時の四谷天窓の動員記録だったらしいです。あのころが今はもうすっかりと懐かしい……。
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