ASKA 10 DAYS SPECIAL
グッバイ&サンキュー
東京厚生年金会館
-ここにあなたの足跡を-
先週土曜日(2010年2月13日)に引き続き、今日(2010年2月20日)も行ってきました。今週は1階のだいたい真ん中あたりの席で音のバランスが良かったので先週よりも音楽を聴けた気がします。
以下、激しく、ネタバレです。
※バンドメンバー(敬称略ですいません。)先週と同じでした。※
ドラム:江口信夫
ベース:メッケン
ギター、エレキシタール:古川昌義(最後の忍者のお孫さん、らしいです。)
ギター:原田喧太(俳優さんの息子さんらしいです)
ピアノ、キーボード、アレンジ、コーラス:澤近泰輔
キーボード:十川知司
ヴァイオリン、キーボード、サックス、コーラス:クラッシャー木村
コーラス、マニュピレーター、パーカッション:小笠原学
※セットリスト(改行部分はMCが入ったと思ってください)※
基本的に先週と同じ曲です。
しかし、12曲目と13曲目の間にバンドメンバー紹介が入り、澤近泰輔氏のピアノ伴奏で即興で歌っていました。御本人様は納得がいかない出来だったようです。
1.L&R
:実は、演奏されるまで「先週の1曲目ってなんだったっけ?」と思っていました。うっかり忘れてましたよ。
2.着地点
:2曲目が「tattoo」だと勘違いしていました。「L&R」に引き続き忘れていました。少し歌がつまったりしていました。
3.Tattoo
:なんか先週よりも演奏がルーズな感じがしました。間奏のヴァイオリンが良いです。先週も思ったのですが、ヴァイオリンにディストーションとかエフェクトかけているのかな?
4.風のライオン
:『12』バージョン。歌の調子が良くなってきた感じです。
5.LOVE SONG
:『12』バージョン。
6.はるかな国から
:やっぱりこの曲は古川昌義氏にエレキギターを弾いてもらいたかったです。2000年のGOOD TIMEツアーでの古川氏のエレキギターが秀逸だったのです。
7.ONE
:今回のコンサートで最も悪い意味でルーズな演奏になっていました。ギタリストの原田氏の演奏が足を引っ張っている感じで。
8.はじまりはいつも雨
:この曲ってイントロだけで会場が拍手で包まれますよね。
9.girl
:古川昌義氏のガットギターでの速弾きがすごい。
10.no way
:なんか先週の演奏よりもあっさりしていました。混沌とした感じが良かったのに。でも曲の後半は鳥肌。
11.ロケットの樹の下で
:先週よりもパワーが足りなかった気がするけれど、それでも鳥肌。
12.同じ時代を
:先週に引き続き3曲連続で僕は鳥肌が立ちました。もちろん良い意味ですよ。
メンバー紹介と即興演奏
13.walk
:『12』バージョン。先週と同様にイントロのシンセサイザーの電子音の高音が耳に刺さって痛かったです。
14.cry
:先週と同じ。
15.晴天を誉めるなら夕暮れを待て
:イントロと間奏でのASKAのコーラスが恐ろしいくらい高音で口パクかと思ったぐらい。50歳越えた男ってこんなに高い声でるんだなと驚きました。そして古川昌義氏のギターソロがすごいんだけど音量が小さくて聴こえにくいのがいつも残念。
16.月が近づけば少しはましだろう
:『12』バージョン。まだイントロを聴いてもこれ本当に「月が近づけば少しはましだろう」だっけ? と思っちゃう。先週のほうが声出てましたよ。
17.心に花の咲く方へ
:やはり聴く度に曲の良さが分かる気がする曲。
18.UNI-VERSE
:大好き。(18と19曲目って順番逆かもしれない。なぜか覚えていない。)
19.君が愛を語れ
:『12』バージョン。イントロのピアノのテンポがやたら早くなっていました。その後はだいたい元通り。うっかり間違えたのかな?
20.新曲(実質アンコールで、歌詞がまだできていないということで仮歌)
:先週は少し歌詞が混ざっていたのですが、今回は完全に仮歌になっていました。歌詞が難航しているようです。
幕が閉じてエンドロールが流れて最後にステージ裏のASKAが映されて、公演終了後に女性がアナウンスする「予定していた演奏は全て終了しました〜〜」みたいなことを言ってました。その後に本物のアナウンスが流れたのですが、笑いをこらえながら同じことを言っていました。てっきり僕は録音物だと思っていたのですが、あのアナウンスって毎回生だったんですね。おもしろかったです。
座席の場所の関係で先週よりも良い音で聴けましたが、演奏は全体的に先週のほうが良かったです。それから先週とはまた違う話をしていました。ヒット曲が出れば10年は食っていけるという話が業界にあるそうなのですが、「はじまりはいつも雨」がヒットしてから20年経っているということを言っていました。っていうか、「はじまり〜」以降たくさんヒット曲が出ているので1曲のヒット曲を持つミュージシャンとは別だと思いました。「say yes」や「yah yah yah」はダブルミリオン。それ以外でも「heart」や「めぐり逢い」「if」「僕はこの瞳で嘘をつく」とかミリオンセラーですし。ソロでも「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」もヒットしていますしね。
Derek & the Dominosのアルバム「layla」が名盤と言われていてもヒットチャート上では全米最高17か18位だったりするらしいので、決してセールス=音楽的評価ではないと思うのですが、数多くのヒット曲を持っているのはやはりすごいと思います。
余談ですが、売れないからこその苦悩もあると思いますが、チャゲアスは売れていない時期のほうが長いので売れない苦悩もあったと思いますし、売れたからこそ知る苦悩もあったのではないかと思います。今回のコンサートのMCではそういったことも言いたかったのかなと妄想したりしています。
他にもいろいろ話をしていましたが、細かく書くのがめんどうなので、話していたことや僕が思ったことを箇条書きします。
・ギタリスト古川昌義氏は忍者の末裔(おじいさんが最後の忍者だったそうですが、本当でしょうか。)
・十川知司氏が大編曲家になった(編曲家にもABCといった評価があるみたいな話で今はAになったとか……。)
・ドラムの江口氏とベースのメッケン氏は古い知り合い
・小笠原学氏はコーラスがうまくなっている件について
・「心に花の咲く方へ」は自分のために作ったシングル
・オープニングで流れている音楽はアンコールで演奏した新曲のバックトラックで、オープニング、アンコール、エンディングと先週とあわせて合計6回聴いた
・しかし、過去にリリースが決まる前にコンサートで演奏した曲が発売されたことがない気がするのは気のせい?
・「歌い続ける」「声をきかせて」「憧れ」「happy birthday to me」やNAAツアーの追加公演で演奏された仮歌詞の曲もCDで発売されていないですよね?
・発売されるのか心配。
・あ、「声を聞かせて」はスタジオ盤ではないけれど、代々木スタジアムのライブ盤がCDで発売されたから違うか。
・やっぱり「はるかな国から」は2000年のツアーが好き。それはエレキギターが古川昌義氏だから。
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