どうもー。
久しぶりの更新、、と思ったらまだ4日しか経っていない。
今日は僕が愛して止まないCHAGE and ASKAがまだチャゲ&飛鳥だった頃に発売されたライブアルバム『ライブ・イン・田園コロシアム』を購入しました。
もちろん当時のLPではなくて去年デビュー30周年を記念してリリースされた『
ライヴ・イン・田園コロシアム~The 夏祭り’81【初回生産限定】(紙ジャケット仕様)』
[Limited Edition] [SHM-CD]です。
今聴いているんですけど、これすごいっすわ。
まず、収録曲がすごい。
再発売された『ライブ・イン・田園コロシアム』は”完全版”として発売された訳ですが、22曲収録されています。オリジナルのLP盤は9曲だけだったかな?
1981年9月10日リリースLP盤『ライブ・イン・田園コロシアム』収録曲
夏は過ぎて
あとまわし
流恋情歌
万里の河
悲炎
翼
終章(エピローグ)
ひとり咲き
歌いつづける
2009年10月21日リリース完全盤『ライブ・イン・田園コロシアム』収録曲
Disc1
1. 小倉祇園太鼓 ~The 夏祭り’81
2. 夏は過ぎて
3. 幻夜
4. 熱風
5. あとまわし
6. 流恋情歌
7. この恋おいらのからまわり
8. 夢から夢へ
9. 嘘
10. 万里の河
11. 花暦
12. あばんぎゃるど
Disc2
1. 御意見無用
2. 私の愛した人
3. 悲炎
4. 翼
5. 放浪人~TABIBITO~
6. 荒野
7. 歌いつづける
8. 終章(エピローグ)
9. 真夏の国境
10. ひとり咲き
田園コロシアムでのコンサートは、1981年の”コンサートツアー熱風”の途中で行われたイベントだそうで、僕はまだ生まれていませんでした。
もちろん田園コロシアムのライブ盤やものすごく盛り上がったということは本とかで読んだことがあるのですが、僕にはいまいち当時の演歌フォークとか言われていた時期のチャゲアスでめちゃくちゃ盛り上がる雰囲気がよく理解ができませんでした。全国ツアー中に入ったイベントで、しかも野外会場といういかにもテンションが高くなりそうな雰囲気ですが、それでも僕の想像力ではいまいち想像できなかったのです。
しかし、この完全版のセットリストでこれはすげーやと思ってしまいました。そして実際に聴いてみるとめちゃくちゃ盛り上がってるんですよ。当時発売されていたオリジナルアルバムの『風舞』と『熱風』に収録されている曲がライブになるとここまでテンションが上がるのかと。
バックバンドは流石に音色は時代を感じる部分もありますが、スタジオミュージシャンの集まりなのでやっぱり演奏はうまいですし、なによりチャゲと飛鳥の溢れ出る若さと力強さが凄まじいです。当時はボーカルとしての表現力とかうまさはあまりなくてとにかくパワー! パワー! パワー! 力押しですごい。そしてギターの大平影彦さんがめちゃくちゃ熱いプレイなんですわ。僕が好きな60年代や70年代のロックで聴けるようなプレイがいっぱいなんです。もうアツクルシイ!
個人的におすすめなのは「夏は過ぎて」「私の愛した人」「放浪人 ~TABIBITO~」「荒野」「真夏の国境」ですかね。「悲炎」「翼」とかでも熱いギタープレイが聴けます。「御意見無用」の後半ではジミー・ペイジっぽいギターも!
バラードも良いんですけど、この『ライブ・イン・田園コロシアム』完全版では印象が薄いですね。「終章(エピローグ)」は不朽の名作だと思いますし、「あとまわし」はレゲエっぽいアレンジになっていて驚いたり、「流恋情歌」のイントロで披露されたハーモニカはもしかしたら今よりもデビュー当時のほうが上手かったんじゃないかと思ったり、「熱風」のららら部分は息継ぎしなすぎだし、といろいろ思うこともあるんですけど、どうしてもアップテンポの曲にもっていかれてしまいます。
これすごいっす。
このライブ盤やばいっす。
1981年のチャゲアスって今の僕より年下ですよ。
でも全国59公演もあるコンサートツアーまわったりしていたんだよなー。
冷静に考えてもデビュー2年目で59公演ってすごすぎる。
しかもコンサートツアー熱風が終わった後は学園祭とか更にコンサートを回って経験を重ねる1981年のチャゲアス。年間90本ぐらい? すげー。気絶しそうになるぐらいすげー。
ロック+フォークなのかロック+演歌フォークなのかはわかりませんが、とにかくパワフルなライブ盤。『
ライヴ・イン・田園コロシアム~The 夏祭り’81【初回生産限定】(紙ジャケット仕様)』はCHAGE and ASKAじゃなくてチャゲ&飛鳥時代の古い曲にも興味があるひとにはかなりおすすめです。
ちなみに『ライブ・イン・田園コロシアム』完全版は紙ジャケット仕様なので開くとこんな感じです。ブックレットもありますよ。
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