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I Can't Tell You Why

リアルでは言い出せないようなチラシの裏なブログ。CHAGE and ASKA、waffles、MacとかApple製品、オーディオインターフェイスとかの話題も。

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気が向いているので続きを書いています。

昨日、ASKA氏のクリスマスコンサート「昭和が見ていたクリスマス」に関して書いていたのですが、溜まった洗濯をしながら書いていたら疲れてしまったので途中で書くのをやめてしまいました。


と、いうことで続きを書いています。

以下、前の記事の続きです。

※前の記事↓
今夜はこれにて……。
http://yskn.blog.shinobi.jp/Entry/637/



ASKA氏は子どものころ古い映画音楽をよく聴いていて好きだったという話は何かの本で読んだことがあります。デビューしてからインタビューを受けて影響を受けたミュージシャンとかを聞かれたら海外アーティストの名前を挙げろと事務所から言われていたらしいのですが、この数年ぐらいのコンサートでASKA氏が好きな曲をカバーしたり、歌謡曲が好きだったと明かしています。

そして今年の11月25日にクリスマス・ミニアルバム『standard』が発売されました。セルフカバーの「世界にMerry X'mas」を除く4曲は海外のスタンダードナンバーやビートルズの曲ですが、アレンジはASKAが好きだったと言う映画音楽であったり、1950年代の海外の甘いポップスや、僕の漠然とした”これこそポップス”という編曲でした。もうもちろん過去にもそういった風味のある編曲がされた曲はあったのですが、『standard』収録曲の編曲に関しては趣味モロ出しって感じなんだろうかと勘ぐったりしたのです。

そこで「昭和が見ていたクリスマス」という昭和とクリスマスという今の僕からするとアンバランスなイメージのある表題がつけられたコンサートが行われたのです。

昭和を感じる白黒のクリスマスの風景を写したオープニングムービーから坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」を唄う流れに「昭和」のイメージが一気に膨らみ、2曲目の『standard』収録のカバー曲「smile」でクリスマスのイメージに補正され、3曲目の超有名スタンダード曲「Fly Me to the Moon」が演奏された時、ASKA氏の好きな音楽、今表現したいこと(実演したいこと)が、東京国際フォーラムに居る観客すべてを今回のコンサートのテーマであり表題の「昭和が見ていたクリスマス」で包み込んでしまような感覚があったのです。

今回はとにかくやりたいことをドーンと実演する、そんなコンサートなんだろうなと思ったら4曲目は聴き覚えのあるドラムで、ファンの期待を煽り、期待通りの「Love Affair」(1988年発売のアルバム『ENERGY』収録曲でライブでの人気曲)が演奏され、ファンサービスも忘れていないプロローグになっていました。

そして簡単に今回のコンサートの趣旨が説明されて、以前コンサートのアンコールでカバーしていた曲「君は薔薇より美しい」、3rdソロアルバム『never end』でカバーしコンサートでも歌われた「君をのせて」、僕の知らない曲が演奏されました。


君は薔薇より美しい(2005〜6年のコンサートツアーのアンコール)



君をのせて(1997年のコンサートツアーID)


生きがい(由紀さおりさんのオリジナル版)


この場面ではクリスマスは関係なく、ASKA氏が純粋に好きな昭和の曲が演奏された感じがします。ファンというのはコンサートに行くと実演者から発せられる思いを好きなだけ好きなように受け止めることができるものだと思います。それはひとによっては良くも悪くも過剰に受け止めたり、期待とは違ったものを感じては困惑したり拒絶したり、良い意味で期待を裏切られてはより好意が強くなることもあると思います。

こういった内容は本当に個人的な考えで、それこそチラシの裏にでも書いていればいいことなのをわかった上で書くのですが、ASKA氏が今やりたい音楽を素直に受け止めて、素直に良い演奏だと感じたり、こんな音楽が好きなんだと感じたりすることができました。

今までのコンサートでは序盤だけでは明確なテーマというのはなかなかよく分からないことが多かったのですが、「昭和が見ていたクリスマス」はコンサート序盤で鮮明に表現されていたと思います。

以前はイメージ戦略とか多少なりとも考えられて活動・行動にいくらかの制約があったのだと思いますが、50歳という大きな区切りのひとつを超えてそういったことを気にする必要がなくなったから今回のコンサートがありASKA氏本人の音楽の趣味趣向をアウトプットできたのではないかと思います。

とにかくコンサートの選曲から昭和、歌謡曲、スタンダード、それらをもとにして生まれてきた楽曲、コンサートでの実演経験、その結果が今のASKAが実演する音楽なのだと思います。きっと、Eric Claptonのアンプラグドライブと通じる部分があったと思うのです。趣味趣向を大きく反映したところとか。



……もうだいぶん書き疲れてきたので一旦終了します。

次回に続く、かなぁ……?


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プロフィール

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YSKN
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/06/01
職業:
だいたい自宅警備員
趣味:
音楽、漫画、アニメ、ゲームなどなど。
自己紹介:
ファン歴20年以上のチャゲアスファン。ASKAには幻滅させられたけれど、CHAGE and ASKAが再始動したら手放しで許しちゃうと思う。

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